1959-08-10 第32回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第2号
本件については第五管区海上保安本部長及び大阪市当局より、要望がありましたが、これはレーダーで港内状況を写し、それをテレビジョンで各在港船に送るものでありまして、海上保安庁では所要予算の、要求を行う予定であります。大阪港のように霧の深い港湾につきましては、港内船舶交通の安全に資するため適切な計画であると思われますので、これが予算化につきまして政府において十分考慮すべきものと思われました。
本件については第五管区海上保安本部長及び大阪市当局より、要望がありましたが、これはレーダーで港内状況を写し、それをテレビジョンで各在港船に送るものでありまして、海上保安庁では所要予算の、要求を行う予定であります。大阪港のように霧の深い港湾につきましては、港内船舶交通の安全に資するため適切な計画であると思われますので、これが予算化につきまして政府において十分考慮すべきものと思われました。
翌三十日大阪市において、近畿海運局総務部長から業務概要の説明を聴取の後、住友倉庫の屋上に参りまして、港内状況を視察いたしましたが、当港は昨年ジエーン台風により、港湾施設は甚大なる被害をこうむりまして、一時港湾機能はまつたく停止せられたのであります。
最後に海上警備状況について申し上げますと、舞鶴海上保安管区本部、境海上保安部及び神戸海上保安管区本部等へ参りまして、つぶさに実情を聽取するとともに、巡視艇に乘船して、港内状況を視察いたしましたが、裏日本の諸港はいずれも天然の良港でありますが、朝鮮動乱の影響を受け、荷動きはほとんどなく、従いまして港内はきわめて閑散をきわめておりますが、将来における大陸との貿易再開に備えて、あらかじめ港内諸施設を完備しておく
一面港内状況は天然の岩礁、港内五萬坪が起伏し、これを利用する一萬餘坪の埋立地及び外港工事は比較的容易な築造を可能とし、これが完成の曉は三千トン級船舶の碇泊も容易であり、大和礁の寶庫も二百海里の短距離にあり、また戰災長岡市への直線コース十六キロは中永線隧道八百餘メートルの開發をまつときは、帝都が日本海岸に結ぶ最短地點となり、佐渡物産はもちろん、海上運輸による裏日本北海道地方物資の本土集散地としても、當港